診療案内
特殊外来紹介
特殊外来の受診は予約のみとなります。まずは一般外来を受診していただき、特殊外来の再診予約を行います。一部の特殊外来は、かかりつけ医の先生からのご紹介の際に地域連携室経由で初診予約をすることができます。
特殊外来の地域連携室経由での初診予約について
○:○印の特殊外来は初診予約可能です。
◎:言語・人工内耳外来は水曜日のみ初診予約可能です。
△:睡眠時無呼吸外来は睡眠検査でAHI判定されている場合のみ初診予約可能です。
(特殊外来の初診予約を希望される場合でも、紹介内容によっては一般外来に予約させていただくことがあります。特殊外来の初診予約は日程調整に時間を要することがあります。また予約の時間通りに診察できないことがあります。あらかじめご了承ください。)
○鼻副鼻腔・アレルギー外来(嗅覚):火曜日
主に嗅覚障害の治療を行っています。嗅覚障害は原因診断が非常に重要で、それによって治療方針が異なってきます。詳細な問診、鼻内視鏡検査、採血検査、画像検査を実施し原因診断を行います。また、嗅覚機能検査で嗅覚障害の状態を判断しながら治療の継続を検討しています。
○音声外来:火曜日
音声障害の治療を行っています。原因を精査し、発声訓練や薬物療法、手術の適応を決定しています。片側声帯麻痺に対しては喉頭枠組み手術(甲状軟骨形成術Ⅰ型、披裂軟骨内転術)、声帯内脂肪注入術などの手術療法を行っています。痙攣性発声障害に対してはボトックス治療を行っています。
頭頸部腫瘍外来:火曜日(組織生検、再診のみ)、木曜日(再診のみ)
頭頸部腫瘍の治療方針を決定しています。主に悪性腫瘍を対象としています。
△睡眠時無呼吸外来:水曜日
成人及び小児の無呼吸の原因究明と治療を行います。保存的な治療方法としてCPAP、スリープスプリントの使用、薬物療法だけでなく、手術適応がある場合は厳密な適応基準のもとで行っています。
◎言語・人工内耳外来:水曜日、金曜日(再診のみ)
新生児聴覚スクリーニングで「要精査」になった新生児、構音障害、言語発育が疑われる小児、失語症、吃などの言語障害がある成人、難聴の方の人工内耳、人工中耳にかかわる外来を行っています。言語聴覚士が検査、訓練などを担当しています。また先天性難聴の遺伝子診断も行っており、診断がついた場合、難聴の進行予測およびその対策、合併症発症の可能性などがわかり、難聴に対して前向きな対策をとることができます。さらに難聴カウンセリングにより患者さんの疑問および不安などに対応しています。耳管開放症に対して、耳管ピン挿入術を行っています。
○鼻副鼻腔・アレルギー外来:木曜日
薬物療法、免疫療法、下鼻甲介粘膜焼灼術などを行っています。近年問題となっている好酸球性副鼻腔炎や好酸球性中耳炎においても、新たな治療方法の考案あるいは導入を行っています。
耳鳴外来:水曜日、木曜日(再診のみ)
耳鳴りは原因がわからないことも多く、治療が難しい症状の一つです。内服治療(ビタミン剤や漢方薬、血流改善薬など)に加え、必要な場合はCTやMRIなどによる画像精査も行います。また、薬物療法で効果の得られない方には、機械を使用して耳鳴りに慣れる治療(TRT療法)も行っています。
補聴器外来:木曜日(再診のみ)
補聴器が必要な方のための外来です。補聴器の装用が難しい方の原因についても調べています。
○嚥下外来:木曜日
嚥下障害の診察をしています。嚥下内視鏡検査、嚥下造影検査にて嚥下機能を評価し、必要に応じて嚥下訓練や指導を行っています。また、嚥下改善手術や誤嚥防止手術などの手術適応の決定を行います。
甲状腺外来:金曜日(再診のみ)
主に甲状腺良性腫瘍に対して、超音波検査・血液検査・造影CT検査などの必要な検査をしつつ診療を行っています。