平成26年度同門会総会
日時:平成26年11月15日(土) 会場:ホテルグランヴィア広島
会次第
[Ⅰ] 同門会総会
物故者黙祷
- 会長挨拶
- 教室代表挨拶
- 広島大学耳鼻咽喉科同門会フェニックス賞
- 報告事項
- 事業報告
- 会計報告
- 監査報告
- 質疑
- 同門会会長選挙報告
- 新会長挨拶
- 新役員選出
- 新監事選出
[Ⅱ] 懇親会
乾杯
- 安芸みどり
- 古希・還暦のお祝い
- 新入同門会員紹介
- 医局秘書退職と新医局秘書紹介
- 閉会挨拶
[Ⅰ] 同門会総会
Ⅰ-1.物故者黙祷
平成26年3月11日に村上妙子先生が、5月24日に毛利知忠先生が永眠され、先生方を偲んで黙祷が捧げられた。
Ⅰ-2.会長挨拶
同門会会長 屋敷建夫先生より開会の挨拶があり、平成29年5月の日本耳鼻咽喉科学会総会ならびに学術講演会を広島大学が担当することに決まったので、皆で平川先生を支えて成功に導こうと述べられた。
開会挨拶(屋敷 建夫) 司会(森 直樹)
Ⅰ-3.教室代表挨拶
教授 平川勝洋先生より、主催する学会と医局の移転、慶事についてお話があった。
平成27年10月1-3日に日本鼻科学会を、平成29年5月に日本耳鼻咽喉科学会第118回総会ならびに学術講演会を広島大学が主催することに決まったことを報告され、学会開催の支援を依頼された。
平成26年6月に耳鼻咽喉科医局が旧歯学部外来棟を改築した研究棟Aの1階に移転したことを報告され、旧研究棟の歴史と新医局内をスライドを用いて案内された。廊下は約80mあり、広く快適な空間になったこと、同門会から寄贈されたプロジェクターとスクリーンを備えたセミナー室を新設できたことを話された。
また、平成26年春の叙勲で佐藤朋也先生(福山市)が瑞宝双光章を受章されたこと、平成26年7月より鈴木衞先生が東京医科大学学長に就任されたことを慶ばれた。
教室代表挨拶(平川 勝洋)
Ⅰ-4.フェニックス賞
今年度のフェニックス賞は、該当者がなかった。広島大学耳鼻咽喉科同門会フェニックス賞は、耳鼻咽喉科学および関連分野における研究の推進を図り、広島における地域文化・学術の発展に寄与することを目的として創設されている。40歳以下の同門会員を筆頭著者とする、耳鼻咽喉科学および関連分野の原著論文で、過去一年以内に出版されたものが対象となっている。来年度は、多数の応募があることを期待されている。
Ⅰ-5.報告事項
平成26年度の事業報告が副会長 藪田良三先生より、会計報告が事務局 竹野幸夫先生よりなされた。その後、監査報告が監事 佐藤修治先生からあった。
事業報告(藪田 良三) 会計報告(竹野 幸夫) 監査報告(佐藤 修治)
Ⅰ-6.質疑
前項の報告事項に異議はなく、すべて承認された。
Ⅰ-7.同門会会長選挙報告
本年度は同門会会長選挙の年に当たり、9月に投票が行われ石田玲子先生立会いのもとに開票された。石田玲子先生より、屋敷建夫先生が同門会会長に再選されたことが報告された。
会長選挙報告(石田 玲子)
Ⅰ-8.新会長挨拶
屋敷先生より、老骨に鞭打ってもう3年、日耳鼻総会が成功裏に終わるまで頑張るとの決意が述べられた。
Ⅰ-9.新役員選出
役員として、副会長に明海国賢先生、藪田良三先生が、幹事に串田伸一先生、永澤昌先生、宮脇修二先生、竹野幸夫先生、立川隆治先生、石井秀将先生、井門謙太郎先生と森直樹が屋敷先生より推薦され、承認された。
Ⅰ-10.新監事選出
監事として、佐藤修治先生、白根誠先生が推薦され、承認された。
[Ⅱ] 懇親会
Ⅱ-1.乾杯
森達吉先生のご発声で懇親会が始まった。
乾杯(森 達吉)
Ⅱ-2.安芸みどり
本年度の懇親会では、各テーブルに程よく冷えた「安芸みどり」が並べられた。「安芸みどり」は広島大学薬学部杉山先生と三次市の美和桜酒造の共同研究から生まれた純米酒である。梨から分離した植物乳酸菌を酒造りの過程で使用している。名前は広島大学のカラーであるグリーンと安芸の国に由来している。
Ⅱ-3.古希・還暦のお祝い
古希を迎えられた羽熊直行先生、還暦を迎えられた串田伸一先生、多田渉先生、田中誠史先生、田村千春先生、永澤昌先生、山下隆司先生に記念品が贈られた。
懇親会に出席されていた串田先生と多田先生から挨拶があった。
串田先生:正直、よく続いたなという感じ。入局の際、辞める時は早めに言ってねと言われたが、県病院で竹林先生のウンテンになり、まっとうな世界に引っ張ってきて貰ったと思っている。竹林先生に仕事のことをあまり教わった記憶はないのだが、日々、竹林先生の教えを最低限守ってやっている。父母も亡くなり、妻も亡くなって、もういいかなという気持ちもあるが、あともう少し働こうと思っているので、よろしくお願いしますと述べられた。
多田先生:思い返せば、32年前に入局し、その時のオーベンが田頭先生だった。意外というか、いろいろと教えて貰った。呉共済病院では、佐々木先生のウンテンとなり、また違った勉強をいろいろさせて貰った。流川、薬研堀は佐々木先生直伝の技を伝授され、日々その道に励んでいる。勤務医17年、開業して15年になるが、今では勤務医の先生方に大変お世話になっている。これからもよろしくお願いしますと述べられた。
- 還暦(串田 伸一、多田 渉)
Ⅱ-4.新入同門会員の紹介
平川先生より、今年は新卒の入局者はなかったが、新澤正秀先生(平成5年、島根医大卒)と言語聴覚士の岩井洋樹さんを迎えたことが紹介された。
新澤先生:平成5年から21年間麻酔医としてやってきたが、将来的に妻の実家の耳鼻咽喉科クリニックに関わっていきたいと考え、思い切って入局した。前を向いて頑張っているので、関連病院に出た時もよろしくお願いしますと挨拶された。
岩井さん:もともと言語に興味があり、直接人と関わっている実感が持てる仕事に就きたいと考え、言語聴覚士になった。早く先輩のような仕事ができるように頑張っているので、よろしくお願いしますと挨拶された。
- 新入同門会員(新澤 正秀、岩井 洋樹)
Ⅱ-5. 医局秘書退職と新秘書の紹介
平川先生より、現医局秘書の川本理恵さんが退職され、後任に木原典子さんが来られることの紹介があった。
川本さん:前任者から、耳鼻咽喉科の先生はいい先生ばかりで、美味しい物も食べられるよと言われたが、その通りだった。皆からよくして貰い、充実した職場だったが、結婚、出産を機に退職することになった。6年間ありがとうございましたと話され、後任の木原さんをよろしくお願いしますと述べられた。
木原さん:早く仕事を覚えられるように一生懸命頑張っているので、よろしくお願いしますと挨拶された。
秘書(川本 理恵) 後任秘書(木原 典子)
Ⅱ-6.閉会挨拶
副会長 明海国賢先生より閉会の挨拶があった。佐藤朋也先生の瑞宝双光章受章と石田玲子先生の文部科学大臣賞受賞のお祝いを述べられ、新入同門会員の新澤先生と岩井さんを歓迎された。長らく医局秘書を勤められた川本さんの労をねぎらい、新任の木原さんを歓迎された。川本さんのところは、なでしこジャパンの副賞になった化粧筆を造ったところなので、是非買い求めるようにとのお誘いもあった。本年度はフェニックス賞、大野基金の該当者がなかったが、来年度は奮って応募するように求められた。来年度から新しい専門医制度が始まり、これに伴い新指導医となった先生方に期待を述べられた。岡崎先生は、化学療法が終了し骨髄機能が回復するのを待っておられるところだが、なかなか戻ってこない状況であることを話され、元気にしているとメールが届いたことを報告された。
そして、来年度の総会は平成27年11月7日(土曜日)の開催予定となっており、また来年も元気で会いましょうと締めくくられた。
閉会挨拶(明海 国賢)
(文責、司会 森 直樹)
<懇親会の様子>